ボクのインドネシア留学記、からの。

インドネシア留学から始まったこのブログ。食べ物から交通機関、文化やお金のことまで役立つ情報ををちょこっとお届け。失敗ばかりのこの体験も誰かの役に立つはず!その後の展開とは?

ナシゴレンだけじゃない!インドネシアのおすすめ屋台飯ベスト5

ふぅーやっとホテルに到着。長旅で疲れた体を少し休ませた後、欲しくなるのはやっぱり美味しいご飯ですよね。

モールに行けばもちろん美味しい食事が食べられるレストランはたくさんあります。でも疲れてるしあまり遠くまで行きたくないなあ、そんなときにぴったりなのがストリートフード、そう、屋台飯です。

えー屋台かぁ汚くて衛生状態良くなさそう。そう思いますよね?僕も最初はそう思っていました。でもいざ試してみるとその美味しさに目を丸くし、その安さに飛び上がりました。案外お腹も壊しません。コスパ最強!それが屋台飯です。

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第5位 ナシ・アヤム・ゴレン

味  ★★★☆☆

値段 ★★★☆☆

ナシ(Nasi)とはインドネシア語で「米」、アヤム(Ayam)は「チキン」、ゴレン(Goreng)は「揚げた」を表します。つまりアヤム・ゴレンとはインドネシア版からあげ!揚げた骨付きチキンと白米、野菜(きゅうり、キャベツが一般的)とサンバルソース(インドネシアの旨辛チリソース)がワンプレートになった料理です。

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インドネシアでは手かスプーン&フォークで食事をするのが一般的なので、いつもスプーン&フォークでいただきます。キツネ色の衣に包まれジュウジュウと音が聞こえてきそうなチキン。フォークを突き刺した瞬間にパリッという小気味よい音とともにあふれ出る肉汁。もうジュワ~という音が目に見えます。パリパリの衣とホクホクの肉、それを白米と一緒に口の中へ。味付けのソースも絶妙。幸せです。

価格は15,000~20,000ルピアほど。日本円にすると約140~190円。激安です。

 

第4位 パダン料理

味  ★★★★☆

値段 ★★☆☆☆

これは辛い物好きな方におすすめしたい料理です。パダンとはスマトラ島中央部の地名のことで、とにかく辛い家庭料理で有名です。

パダン料理の屋台では、何種類もおかずプレートがピラミッドのように積み重ねられていて、その中から好きなおかずを選ぶことができます。ほとんどのおかずが辛いです。並んだおかずを見るとほとんどが赤い、、。辛くないおかずを見つけることは至難の業なので、辛いのが全然ダメという方には刺激が強すぎるかもしれません。しかし辛い物好きにはもってこいの料理です!

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ご飯にかかっているのはスパイスカレー、右手前がオムレツ、奥がルンダンという牛筋煮込み、左の皿にはチキンの煮込みカレー。全てが辛いのですが、ひとつひとつ味付けがしっかりされていてただ辛いのではなく、旨辛っ!です。ルンダンが最高。

パダン料理の屋台では値段の表示がない店が多いです。お会計の時に何を食べたか確認して、それぞれのおかずの値段を合計して提示してくれるのですが、だいたい米+おかず3品で20,000~30,000ルピアほどです。200~300円ほど。手間を省くために、おかずを選んだ時点で先払いしてしまうのもありです。

 

第3位 インドミー

味  ★★★★☆

値段 ★★★★☆

健康 ★☆☆☆☆

インドネシア人大好きインドミー。みんな好きですね。インドミーとはインスタン袋麺の商品名なのですが、これを自己流の調味料で調理してトッピングなどを加えたアレンジインドミーを各屋台で食べることができます。何といっても安い!また、屋台によって味付けが変わるのも魅力の一つです。

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普通のインドミーを頼むとこれが来ます。スープ付きのよくあるインスタンヌードル。

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そしてこれがスープなしインスタントヌードル、名はインドミー・ゴレン。大きな卵焼きの下にちらっと麺が見えますでしょうか。ここでのゴレン(Goreng)は「炒めた」という意味です。

たくさんのソースと調味料を使って少ししょっぱめに味付けられた塩辛い麺と、甘じょっぱい卵焼きの組み合わせたるや。卵焼きを小さく崩して混ぜながら食べると美味しいんですね~見事なハーモニーを奏でます。これは次郎系ラーメンと似て、体に悪いのが分かっているのに時たま無性に食べたくなる、、そんな中毒性のある屋台飯ですね。

値段は一玉+卵焼きで9,000ルピア。90円しないほど。二玉+卵焼きで14,000ルピア。こんなに安いと毎日通いたくなってしまいますが、健康のため我慢です。

 

第2位 ナシ・ゴレン

味  ★★★★★

値段 ★★★★☆

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インドネシア料理と言ったらナシゴレン!定番中の定番です。ナシ(Nasi)とゴレン(Goreng)で炒めご飯ですね、つまりインドネシア版チャーハン!

おすすめポイントは、どの店に行ってもナシゴレンは外れないこと。味付けは濃いめで、しっかりと味がする。インドネシア料理の多くに言えることですが、多くのソースや香辛料を用いるため味が深い、とにかく美味しいんです。ただ少し油っぽいですが..(・・;)笑。インドネシア料理は味付けが上手です。。それがナシゴレンには顕著に表れているような気がします。どれも美味しい。

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これは辛かったです。ものによっては辛い場合もあるので事前確認しましょう。

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チーズトッピング。ベストマッチです。

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小魚のフライがトッピングされています。

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レストランで食べるとワンプレートにおしゃれに盛り付けられてきます。

値段はトッピングによりますが、屋台では13,000~20,000ルピアほど。レストランで食べると25,000~40,000ルピアほどです。量は屋台で食べる方がたんまりと盛ってくれます。

 

第1位 ナシチャンプル

味  ★★★★★

値段 ★★★★★

チャンプルとは「混ぜる」という意味です。米とおかずをミックスして盛り付けた料理、それがナシチャンプルです。

屋台では、たくさんのおかずの中から好きなものを2,3こ選びます。

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お皿に米を盛った後にそこに選んだおかずを盛っていきます。

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持ち帰りにしてもらうとこうやって紙に包んで渡してくれます。

安心してください、付いてきます。(スプーンが)

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広げるとどーんと米とおかずが登場します。

 

ナシチャンプルのいいところは、家庭でよく作られるおかずがそのままメニューになっているので、家庭の味が食べられるというところです。しかもこれが美味しい!

 

インドネシアでは野菜が不足しがちになりますよね。でもナシチャンプルではちゃんと野菜のおかずも選べるのです!辛くない料理ももちろんあります。選べる料理の幅が広いのもこの料理のいいところです。

そしてとにかく安い!米+おかず3品で8,000ルピアでした。満腹になれる、安い、そして美味しい。三拍子そろったコスパお化けです。試さないわけにはいかないですね。

 

屋台を選ぶときに気を付けること

美味しいか美味しくないか、安全か安全ではないか。それを一番よく知っているのは地元の人たちです。僕が屋台を選ぶときに気を付けているのは、地元の人でにぎわっているかどうか。地元で人気の屋台がまずいわけないですよね。屋台を選ぶ前にまずは地元の人たちの反応を観察してみるのがいいと思います。

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以上インドネシアのローカル屋台飯いかがでしたか?

ローカルな雰囲気を全身で感じることができる屋台飯。試せば試すほど、自分がインドネシアに溶け込んでいくのが分かります。これを食べずに帰るなんてもったいない!インドネシアに来た際には、ぜひ一度試してみてはいかがですか?

 

20 Nov 2015

#jakarta #indonesia #streetfood #best5