ボクのインドネシア留学記、からの。

インドネシア留学から始まったこのブログ。食べ物から交通機関、文化やお金のことまで役立つ情報ををちょこっとお届け。失敗ばかりのこの体験も誰かの役に立つはず!その後の展開とは?

【よくわかるジャカルタ交通機関まとめ①】 ちょっとしたおでかけ編

今回はジャカルタで利用できる交通手段を片っ端から紹介していきたいと思います。

ジャカルタには本当にたくさんの交通手段があります。タクシー、バイクタクシー、路線バス、バスみたいな車、鉄道などなど。どれが安全なのか知らないまま乗るのは怖いですよね。この記事では、僕が現地学生から得た情報も加えつつリアルな情報を書いていきます。

まずは「ちょっとしたおでかけ編」です。

ちょっくらあのモールまで買い物に..

ジャカルタの観光地に行きたいなー

あの会社のオフィスに行かなければ。

このようにあまり遠くはないんだけど徒歩で行けるほど近くはない時というシチュエーションがジャカルタではよくあります。自転車があれば便利なんですが、ジャカルタではほとんど見ることがありません。たまに物売りのおっちゃんが自転車に乗りながら移動してるのを見かけるくらいですね。自転車が普及していないのは、暑さと自動車による大気汚染が原因らしいです(*o*)「暑いし空気汚いから~」とみんな口を揃えて言っています。

さてそれでは、そんなシチュエーションで活躍する交通手段をご紹介します!

 

①タクシー

f:id:tyuuuuuti:20151202041544j:plain(写真はブルーバード)

ジャカルタでは流しのタクシーをどこにいても簡単に見つけることが出来るため、タクシーは万能な交通手段だと言えます。ただし現地人もよく利用するブルーバード社かエクスプレス社のタクシーを利用してください。この2社は安全度が高いと言われています。初乗りが7,500ルピア(約70円)という驚異的な値段からスタートすることや、複数人で乗れるため運賃を割り勘できるというのも大きなメリットです。ただし渋滞がひどい時間帯(朝の8:30~10:00, 夕方16:30~20:00)に利用するのはおすすめできません。自分の位置は全然変わらないのにメーターだけがぐんぐん上がっていき、とても高くついてしまいます。イライラもするので精神衛生上もおすすめはできません。

【メリット】

・初乗りが安い。近くまで(15分ほど)の利用だとトータルで20,000~30,000ルピアほど(約200~300円)

複数人乗車することで一人当たりの費用は下がる。最大4人。ドライバーによっては5人も可。

・乗車中は貸し切り状態。くつろげる。

・雨の日も問題なし。但し雨の日は普段以上に渋滞が激しい。

【デメリット】

・渋滞発生時の利用はストレスフル。

・他の交通機関と比較すると高め。

【後払い】

 

②Gojek(バイクタクシー)

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お次はバイクタクシーです。しかしGojekは東南アジアでよく見かける交渉制のバイクタクシーではありません。簡単に言うと、「交渉制のバイクタクシードライバーを集めてシステム化して利便性とアクセスのしやすさを高めてみたよ」そんな交通手段です。専用アプリにて現在地と目的地を入力すると、近くにいるドライバーが5分ほどで来て、ピックアップして目的地まで運んでくれます。現在セール中のため値段は25kmまで一律15,000ルピアと格安です。利用するためには、事前にアプリのインストールをして、ユーザー登録が必要です。登録の際に現地の電話番号が必要となるのでご注意ください。

【メリット】

・25kmまで一律15,000ルピアはとてもお得。

・どこにいてもアプリを使ってドライバーを呼び出せる。

・バイクなので渋滞の影響を大きく受けない。

・ヘルメット貸出、マスク提供が会社から義務付けられている。

【デメリット】

・現地携帯番号がないと利用できない。

・ネット環境が必要。モールやカフェに入ると無料wifiは簡単に見つかります。

・小雨ならカッパを着て乗れるが、本降りになるとドライバーが休憩しだす。

【後払い】

個人的に現地番号を持っているならGojekはとてもおすすめです。詳しいGojekの使い方はこちらの記事をご参照ください。↓↓

 

tyuuuuuti.hatenadiary.com

 

③Ojek

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こちらは東南アジアでおなじみ交渉制のバイクタクシーです。Ojekと書かれた看板のそばでたむろしてるおっさん達は大抵Ojekドライバーです。声をかけ行き先を告げて交渉をします。交渉次第では安く乗ることも可能ですが、基本的には交渉をどう頑張ってもGojekの2~3倍が相場です(渋滞なし30分の距離で50,000~70,000Rp)。現地番号を持っていない、どうしてもネット環境が見つからない時などのみに利用するようにしましょう。

【メリット】

・道端でよく見かけるため、声をかけ交渉をすればその場ですぐに乗れる。

・バイクタクシーであるため渋滞にはハマりづらい。

【デメリット】

・相場が高い。渋滞状況にもよるが、タクシーの方が安い場合もある。

・客用ヘルメットを持っていないドライバーがちらほらいる。

【後払い】

 

④アンコット (Angkot)

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ジャカルタ内のあちこちを走るローカルな路線バスです。見た目はバスではなく、ワゴン車のようです。僕が住むジャカルタ南西部では青いですが、東部など地域によっては赤いです。アンコットごとに数字が書かれていて、その数字がどの路線を走っているかを表します。(写真だと24番)しかしジャカルタ内にはいくつもの路線があり、僕が知る限りだと路線の一覧表などもないようです。ホテルの方や現地の友達にどの数字に乗ればいいのか聞くのが一番確かだと思います。値段はどこまで行っても一律4,000ルピア。約40円。安 す ぎ。バス停のようなものは存在せず、路線内であれば、どこでも乗り降り自由です。乗るときは手を挙げたりしてアピールすると止まってくれます。

【メリット】

・おそらくジャカルタ最安値の交通手段。

・路線内に自分の目的地があればそこで降ろしてもらえる。

【デメリット】

・路線が多くて複雑

・タクシーなどと比べると危ない。身の回りの荷物には常に細心の注意を。

【後払い】降りる際に運転手に4,000ルピア渡します。お釣り無しぴったりがベター

 

⑤メトロミニ

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こちらはバス型のアンコットです。アンコットと同様に車体に路線を表す番号が記されていて、その路線の中でしたらどこでも乗り降り自由です。ジャカルタでは赤い車体と緑の車体をよく見かけます。値段は同じく一律4,000ルピア。こちらも路線図のようなものは存在しないようなので、身近なインドネシア人に尋ねるのが一番いいと思います。

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中はこんな感じです。椅子はプラスチック。路面はガタガタでよくバウンドするのでお尻が痛くなるのを覚悟でご乗車ください(笑)

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アンコットはドライバーと運賃集めの二人一組のタッグで運行しています。乗車するとすぐに、運賃集めが小銭を手の中でチャリチャリ鳴らしながらお金を徴収しに来ます。4,000ルピアを渡しましょう。見ている限りだと、こちらは多少大きな額(20,000ルピアまで)を渡してもお釣りを返せるようでした。

【メリット】

・安い。交通機関の中でアンコットと並びジャカルタ最安値。(おそらく)

・路線内なら乗り降り自由

【デメリット】

・路線が多く複雑

・車内環境が悪い(タクシーと比べて)

・公共交通機関であるため身の回り品に細心の注意を。

【前払い】乗車後すぐに支払い。

 

⑥バジャイ (Bajaj)

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ジャカルタでたまに見かける三輪車バイクタクシーです。GojekやOjekはにけつなのに対して、バジャイは後ろに座席が付いています。値段はドライバーとの交渉制です。申し訳ないのですが、僕は乗ったことがないので値段の相場は分かりません。なぜかと言うと、現地の友達が利用していないんですねー。危ないからやめた方がいいよと言われます。だから使いません。なのでバジャイの利用は控えた方がいいと思われます。代替交通手段はいくらでもあるのでバジャイがなくても困ることはないと思います!(交渉制なので値段も大して安くないはず)

【メリット】

・なし?

【デメリット】

・たくさんあるから現地の人は使わないのだと思われます。

 

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以上ジャカルタの交通機関まとめ「ちょっとしたおでかけ編」でした。ジャカルタに来る際にはぜひ参考にしてみてください。公共交通機関を利用する際はくれぐれも身の回りの手荷物や貴重品にはお気を付けください!

次回は「ちょっとした遠出編」です。

 

4 Dec 2015

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