ジャカルタの中心部で年越ししてみた
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
久々の投稿です。今回はジャカルタの年越しの瞬間について書いていきます。
さて、タイトルの通り、2015年→2016年の年越しの瞬間は、ジャカルタの中心部であるグランドインドネシアの近くで迎えました。
現地の友達からあそこの「年越しはすごいよ!」と言われていたり、
こんな写真や、
こんな写真をネットで見つけていたので、さぞかし盛り上がるイベントなんだろうなと期待を膨らませて向かいました。
グランドインドネシア前の噴水広場~モナスをつなぐ大通りは、大晦日の夜になると歩行者天国になります。夜23時頃に着いたのですが、あたり一面人人人という感じで、雰囲気はまるで日本の花火大会の帰りのようでした。
そして!この写真の奥にキラキラと打ちあがる花火が見えるでしょうか。(写真が雑ですみません)
なんとこれ全て、一般の人が手持ち打ち上げ花火を空に向かって打ち上げているのです。
こんな風に、目の前でも花火があがります。しかもインドネシアの手持ち打ち上げ花火のクオリティがやけに高い!一本の筒から8回ほど発射されるのですが、その一つ一つが大きな破裂音と共にそこそこ大きな花を咲かせます。
もう道の両側で、前方で、後方で花火発射が止みません。迫力のサラウンドです。
(音のイメージ)
ピューーーパァーーン!!
ピューーーパァァーーン!!
ピューーーーパーーン!!
ピューーーパァーーン!!
ピューーーパァーーン!!!
隣の人の声も聞こえないほどの爆音があたり一面に響き渡っています。友達が言っていたすごいよ!ってこういうことだったのか..と理解しました。
そしてなんとなんと、すでにどんちゃん騒ぎの状態ですが、年越しの瞬間はまだ迎えていません。笑
そしてようやく年越しです。奥の青く光っているモニターでカウントダウンがされていました。この写真を見るといかに大勢の人が集まってきているかがよくわかると思います。
写真左下の女の子が頭に光る耳を付けているのが分かりますでしょうか。こういう頭に付ける光るグッズが、道の両端の露店でたくさん売られています。
実は持ってます。こんな風に光ります。
日本人にとってはテーマパークでよく見る光景ですが、ジャカルタ人にとっては年越しの瞬間のこの場所がまるでテーマパークなのかもしれません。友達と集まって、花火打ち上げて、セルフィー撮ってって皆がイキイキとしていました。カップルもそこそこ見かけました。
そして、新年を迎え、打ち上げ花火はさらに激しさを増します。
グランドインドネシア前の噴水広場まで歩いてきました。あれ、ネットで見た写真だと噴水出てたのになと思いつつ人ごみをかきわけて進みます。
この写真をよく見ると、モニュメント周りが煙っているのが分かるでしょうか。そうです、皆がこのモニュメントめがけて花火を打ち上げるからこうなっています。もうなんでもありなんですね。
警察官の姿もほとんど見かけませんでしたし、どこかで暴動が発生してもおかしくないほどの盛り上がりですが、不思議なことにそれは起こりません。国民のほとんどがムスリムでお酒を飲む人が少ないというのが関係しているのかもしません。
このエリア一帯の歩行者天国は、1時頃には徐々に解除され、車が走るようになりました。
僕はこの後、歩き疲れたので近くにあったバーガーキング(人生初!)で軽くお腹を満たしてから、寮へとタクシーで帰りました。関係ないですが、バーガーキングのハンバーガーって、マックのハンバーガーより小さいんですね。拳くらいの大きさでした。
以上ジャカルタのカオスな年越しでした。今後大晦日をジャカルタで過ごすことがあった際には、迫力満点のサラウンド花火をぜひ一度体験してみてください。
16/Jan/2016 jakarta
ぜひ一度ジャカルタへ。いや、でも実際バリの方がおすすめです。